第63回 安田記念
予想
ロードカナロアが１番人気だが、歴代の安田記念馬を見てもスプリンター色の強い馬は少なく、アドマイヤコジーンやブラックホークまで遡らないといけない。彼らにしてもロードカナロアほどスプリント戦一本槍ではなく、けっこうマイルを使っていた。なにげに初コースと言うこともあり買いづらい。
メンツを見ると逃げ・先行勢が多数おり、ふつうに考えれば差しが決まる展開の可能性が高い。とは言え、時計勝負にでも対応できる馬でないと危うい。
そこで本命はショウナンマイティ。産経大阪杯で見せた末脚はスピード能力もあるのではないかと期待させる。初マイルであるが、安田記念は長いほうの距離に融通が利くタイプが多く勝っているレース。むしろ新境地開拓をするのでは。
差のない対抗にグランプリボス。安定感は一番ある。なんとなく勝ちきれないイメージはついてまわるが、そろそろ３歳時以来のＧⅠをやってくれる気もする。
サダムパテックも前走をたたき台とすれば、良馬場にもなった今日は当然有力。武豊の２週連続があるか。穴っぽいところでマイネイサベル。ここに入ると非力な印象もあるが、時計は持っているし侮れない。あとカレンブラックヒルは押さえておく。もう１頭くらい選べるかな。。。デムール弟のダノンシャークで。
△マイネイサベル
△ダノンシャーク
結果
1.ロードカナロア
3.ダノンシャーク
思い切りが良すぎました。ロードカナロアはマイルでも強かったですね。ムダのない安定したレース振りで隙がありませんな。
ショウナンマイティは対照的に直線入り口でよれてみたり進路を探してみたりでスムーズさに欠けた。マイルだと長い距離以上にちょっとしたロスが明暗を分ける。ダノンシャークはデムーロがうまく乗った印象だが、そもそも人気が低すぎやしないか。マイネイサベルは期待していたとおりのレース運び。でも馬券圏内はさすがに遠かった。
グランプリボスは向こう正面で口を割っていたりで、直線はぜんぜん伸びなかった。何がいけなかったのやら。あと、先行勢ではヴィルシーナの踏ん張りが次走に向けて注目に値する。
第80回 東京優駿
予想
皐月賞に引き続きエピファネイアを本命に推す。ロゴタイプとの差は僅かだった。かかりさえしなければ、今度こそという気はする。ラジオNIKKEI杯では、どスローを折り合ったのだから頼むよ。
で、ほとんど差のない対抗はロゴタイプ。どう考えても強いし安定している。距離がどうかって所は少々不安があるけれど、これまでの走りを見る分には大丈夫そう。
４強と言われる残りの2頭だが、キズナは１番枠がかなり微妙。思いっきり下げて進んでゴール前はやっぱり少し足りない武豊、という絵がありありとイメージできてしまう。前2走の末脚は素晴らしかったが、それは実力差あればこそ。コディーノは早くから力を発揮していただけに伸び悩みのイメージがある。今から成長分で逆転する気がしない。2頭とも外せはしないけれど。。。
ＮＨＫマイルＣ馬のマイネルホウオウは血統的に距離不安だが、割り切って狙ってみたい。それ以外では、安定感のタマモベストプレイ、前走度外視で弥生賞2着ミヤジタイガ。
◎エピファネイア
○ロゴタイプ
▲マイネルホウオウ
△キズナ
△タマモベストプレイ
△ミヤジタイガ
結果
１．キズナ
２．エピファネイア
３．アポロソニック
キズナがレベルの違う末脚を見せた。武豊も全盛期を思わせる騎乗だった。３，４着馬の顔ぶれが示すようにほとんど前残りと言っていいペースだったにも係らず見事だった。
エピファネイアは惜しかった。道中で躓くシーンもあった。ロゴタイプはやはり距離適性だろうか。
第74回 優駿牝馬
予想
テーマは馬体重の軽い馬。少し風が強いのは気になりますが。
エバーブロッサムはそんなに小さい馬ではないが、しっかり折り合えてしまい確りで、府中の2,400ｍはあっているだろう。レッドオーヴァルはちょっと減らしすぎな気もするが何とか大丈夫と願う。デニムアンドルビーは少し人気し過ぎではないか。
◎エバーブロッサム
○レッドオ－ヴァル
▲デニムアンドルビー
△トーセンソレイユ
△ローブティサージュ
結果
1.メイショウマンボ
2.エバーブロッサム
3.デニムアンドルビー
クロフネサプライズが作った淀みのない流れを、さすが天皇賞馬スズカマンボの子、スタミナはあったメイショウマンボが制した。Ｆレビューの勝ち星はあまり評価していなかったのだが、あれはむしろ得意でない短距離でも勝てるくらいの能力があったということなのか。穴は穴なのだが、思ったより人気していることにも驚いた。個人的にはプリセンスジャックやリラコサージュ、ブリュネットの方がまだ買いやすい。見ている人は見ているのかね。
エバーブロッサムはよく走ってくれた。デニムアンドルビーとは能力互角、重賞実績の1つ多い分だけ信頼性が高いくらいと思っていたのがほぼ当たった。結果論だが、デニムアンドルビーはさすがに控えすぎだったことはあろうが。
アユサンも意外とがんばった。桜花賞の方が舞台として向いていたが、やはり基本的な能力は高いのだろう。
レッドオーヴァルは伸びそうで伸びず。問題は距離なのか調子なのか。負けっぷりから察するに両方かもね。
第8回 ヴィクトリアマイル
予想
昼寝してたら時間がなくなった。考え出すとなかなか難しそう。
ヴィルシーナはズブくて展開によっては危ない気がするが（どうしてもゴールドシップを思い出す）府中は向いていそうだし、場合によっては自分でペースも作れそうなので本命に。
ハナズゴールは前走が案外なのだが中間の好調教を信じて。力はあると思うのだよな。マイネイサベルも好調で外せない。イチオクノホシは府中にけっこう実績がある。前走の追い込みも光った。
印をつけた以外にももう少し流すかも。
▲マイネイサベル
△イチオクノホシ
結果
1.ヴィルシーナ
3.マイネイサベル
まさかホエールキャプチャが復活するとはね。去年の勝ち馬だが活躍していたのはもっと以前なくらいの気がしていた。こういう緩みのない府中マイル戦なんかはまさに得意のパターンなんだろうが。
ヴィルシーナは、やはり自在性が強み。しっかり2番手につけて、楽なレースではなかったが力で押し切った。マイネイサベルも期待通り。
ジョワドヴィーヴルも本格的に復活した感がある。今後たのしみ。ハナズゴールは不完全燃焼だった。ちょっと分かりづらい馬だが目が離せない。
第18回 ＮＨＫマイルカップ
予想
府中のマイルGⅠだと1800、2000くらいでも通用する馬でないと厳しいだろう。それに今年は、マイル・短距離戦線はクラシック路線に比べて粒が小さいような気がする。
ということで実績十分のゴットフリートを本命にする。前走は出遅れが命取りだっただけで、ここは違う走りを見せてくれるだろう。
対抗はマイネルホウオウ。スプリングSで見せてくれた追い込みを府中の直線で見せてほしい。
続いてダイワメジャー産駒のガイヤースヴェルト。毎日杯は勝ち馬にこそ差を付けられたが展開の綾もあった。キャリアは浅いが逆に底が見えていない。ここまで人気するのはどうかという気もするが。
エーシントップ、レッドアリオンの人気2頭に、デムーロ騎乗のストーミングスターは一応押さえておく。
コパノリチャードもいるが、府中マイルを逃げ切り、ないし先行して押し切る力はないと見た。インパルスヒーローは1400でしか勝ち星がないのはいただけない。
◎ゴットフリート
○マイネルホウオウ
▲ガイヤースヴェルト
△エーシントップ
△レッドアリオン
△ストーミングスター
結果
1.マイネルホウオウ
2.インパルスヒーロー
3.フラムドグロワール
ぐやじい。難しいレースだと思っていたがホントに難しい混戦だった。
まずマイネルホウオウは見込んだとおり。ただ、この馬の単勝なり複勝なりが買えなかったのが不覚。2着馬は別にマイルの経験がほとんどないだけで通用していないわけではなかったということか。不覚。フラムドグロワールはチョイと怖いなとは思っていたのだが。
ゴットフリートは余裕の最後方からだったが直線ではいったいどこにいたのやら。ガイヤースヴェルトは前走同様に積極的な競馬で力は見せたが、前走同様に流れも向かなかったな。次は買えると思う。
第147回 天皇賞（春）
予想
ゴールドシップには逆らえませんな。スローから上がりだけの勝負になったら、、、なんて思わないでもないが、きっちりロングスパートで決めてくれると信じる。
相手も絞らないといけない。実力的にフェノーメノは外せない。老いて尚盛んなジャガーメイルに、カポーティスターに2連敗しているものの実力は上と見られるムスカテール。絞ると言ったがレベルの高いレースで善戦してきてダイヤモンドＳで距離OKも判明したアドマイヤラクティまで押さえておこう。
◎ ゴールドシップ
△ムスカテール
△アドマイヤラクティ
結果
1.フェノーメノ
2.トーセンラー
3.レッドカドー
ゴールドシップ、ふつうに負けやがった。いつものように捲くっていたのだが、どこに齟齬があったのだろうか？
ゴールドシップが沈めばフェノーメノ台頭は当然。ゴールドシップがいつもどおりの競馬をしていてもこれはいい勝負だったのではないか。
